その2・台の選び方


前回の講座のおかげで、あなたはまるでプロかのような素敵な入店方法で、ホールに入る事ができました。はっきり言って、ここまでは完璧です。おそらく、ホールにいる全ての人が、凄腕のスロッターがやってきたと、あなたに注目していることでしょう。

でも、ここで安心してはいけません。むしろ、ここからが本当の勝負といっても過言ではないのです。用心してください。いつどこで、初心者とばれるか知れません。そしてばれた時にあなたは死ぬのです。なぜなら初心者だから。

ここでは、台の座るまでのプロセス。すなわち台選びについて学んでいきましょう。

ベテランの方々は、決して適当に台に座ったりしません。必ず何らかのアクションをしてから、台に座るのです。そして、全ての行動に、ベテランならではのテクニックなり戦術があるのです。是非とも、あなたも自分に合った台選びを見つけて、プロ顔負けの台選び素振りを見せつけてやって下さい。




データー機器を確認するのがスタンダード

とりあえずデーター機でも見ときましょう。別に内容がわかんなくてもかまいません。周りの人に、何か意図があってその席に座ったのだと思わせればそれでいいのです。

適当に付いてるボタンなんかをポチポチして、何かを考えている雰囲気でも出せば、あなたも立派なプロの仲間入りです。

でも、間違えてコールボタンを押さないようにしましょう。店員が来てしまいます。でも、間違った時は、隣の人のせいすればOK。びびったら負けだから。



コインタンクをのぞいてみよう

昔のパチスロは、はまった台ほど出やすいという特徴があったりもしました。その為、コインタンクにコインが溜まってれば溜まってるほど、出たのです。そこで編み出されたのが、この台選び方法。

あなたがホールでこれをやれば、「あぁ!あの人はあの時代からのスロッターなんだな!」と一目置かれる事間違い無しです。

でも、コイン自動補給の店とかでやると、ただの勘違い野郎だから。気をつけて!



今日のオススメはなにかしらん

ホールはレストランと同じです。毎日シェフないし店長が、その日のオススメという物を用意したりしなかったりしています。ベテランの方々は、そこをピンポイントで狙っているのです。

とりあえず、そこらへんにいる店員に話し掛けて「今日のオススメは?」とか聞いてみてください。そして、何を言われても「○○かぁ〜」とか復唱してください。それでOKです。

ちなみに、「全台オススメです」とかいう店もあるけど、おじさんはそういうの好きじゃない。



隣が女性なら、色んなモノが出るかも?

ギャンブラーと女は切っても切れない関係。特に僕みたいなスロッターは、打つ台が無い時は、とりあえず女性の隣に座ります。

例えコインが出なくても、フェロモンが出てるからみたいな。カウパー液が出ちゃうからみたいな。

ただ、夏場なんかで女性が薄着の時期は、女性の隣の席争いが激化するので、それなりの心構えで席に座るつもりでいないと、大怪我しますよ。




空き台=チャンスだから

それって、適当に座ってるだけじゃ?と思われがちだけど、全然違うから。見た目は一緒だけど、心構えが全然ちがうから。

ちなみに座るときに「チャ〜ンス!」とかアスカラングレー風に言うと、台へのツンデレも出てよりナイス。

こんなの有り得ないとか思うかもしれないけど、北斗の拳の初期や吉宗の中期なんかは、本当にこんな感じでした。あぁ、懐かしい。



ギャンブラーなら人とは裏の道を行け!

ギャンブラーっていうのは、普通の人と同じ事を考えるようでは、まだまだなんです。やはり、人の裏をかくようなことをやってなんぼだから。

だからこそ、逆立ち。

台を逆から見ることによって、普段見えない部分。つまり、女性のスカートの中身とかが見れるかも。というか、見よう。

逆立ちが苦手な人は、3点倒立でもOK。




青春真っ只中

ホールにいる人は、色んな意味で熱いんです。色んな意味で大人気ないんです。なぜなら、それは青春真っ盛りだから。

そんで青春といえば、やっぱりトライだよね。スクールウォーズだよね。イソップでもやるときゃやるんだ。

だから、ちっとも恥ずかしくなんか無い。さぁ!勇気を出してレッツトラーイ!





忍び寄る悪魔

あなたは、ホールにとってみれば泥棒だから。大事な大事な売上を減少させる泥棒だから。みんなが負けたお金を、盗んでく泥棒だから。

そんなわけで、あんまり目立つ行動は避けた方がいいんです。見つかったら捕まるから。

そうなるとやっぱり忍び足しかないよね。洋服も、ベースは黒にするべきだよね。でも、正直ほっかむりはやりすぎだと思う。




みんなで仲良く

パチスロって、基本的には凄い楽しいものなんですよ。だから、ホールのみんなはニコニコしてるんです。そうなると、やっぱり仲良くした方がいいよね。

そんなわけで、最近はイス取りゲームみたいな雰囲気で、台を選ぶのが主流なんだ。

ちなみに、台が取れなくても心配なし。罰ゲームで、簡単なモノマネでもすれば、すぐに次のゲームに移るから。

でも図は、何でかマイムマイムになってるね・・・



俺はライダー!自転車ライダー!

パチンコ屋なんて、基本的にはアウトローな世界なんだから、ちょっとぐらい常識はずれの行動でも全然OKだから。むしろ、そっちの方が普通だから。

でも、あんまり無謀な事をするのはやだ!なんて人は、自転車で台選びする程度がお勧め。この程度ならきっと店員さんも笑って許してくれる。

ちなみに、店員さんに「お客さん!困りますよ!」とか言われたら、「え?右側通行?」と答えよう。そうすれば、きっと殴られる。




美しさこそが勝利への近道

勝負も大事だけど、それよりも大事なのが美しさ。特にパチスロには、技術点だけじゃなくて、芸術点というのがあるから。

やはり、そこは優雅に台を選ぶ事で、芸術点を稼ぎたい所だね。ちなみに、ホールに入るときからレオタードだと色々と問題があるので、ホールのトイレでレオタードに着替えるのが基本。

ちなみに、芸術点が16ポイント以上溜まると、出禁になるから。まさに願ったり叶ったり。



むしろ台を呼べ!

やっぱり、選ばれる男にならなきゃ駄目だよね。キャバクラでも「ご指名は?」って聞かれた時に「いや、僕は指名されて来てるから」ぐらいの、勘違い客丸出しの雰囲気でいないと駄目。

だから、もう呼んじゃおうよ。台を呼んじゃおう。そして、呼ばれて出てきた台が、一番あなたに優しくしてくれるから。もう後は王様気分でOK。

手招きよりも、ウィンクひとつで台を呼べるぐらいになったら、一人前。





台の選び方・まとめ

台選びというのは、直接勝利に関わってくるぐらい、大事な行動です。ここで、今日のあなたの勝敗が決まるといっても過言ではありません。

でも、これらの方法で台選びをすれば、まず間違いありません。確実に勝てます。要は、心構えだから。どんな気持ちで台に座るかが勝負だから。それを肝に銘じて、どんどん台を選びましょう。


さて、次回はコインの借り方について勉強していきたいと思います。それでは、楽しいパチスロライフを。


今回の一押し


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