桃太郎のような話
話:みそ汁  粘土:ヨメ汁

〜プロローグ〜

昔々ある所に、爺ちゃんと婆ちゃんが住んでいました。

爺ちゃんと婆ちゃんは、アルコール依存症で常にお酒を飲み、顔も身体も真っ赤でした。ちなみに肌色の粘土が少ないからなどという理由で顔を赤くしたわけではありません。宜しくお願いします。
そんな感じでお酒に溺れ続けていたある日、爺ちゃんは山へ中学生が捨てたエロ本をあさりに、婆ちゃんはガンジス川へバタフライをしに行きました。
おばあさんがバタフライをしていると大きな桃が、「ドンブラコ〜ドンブラコ〜、ドッタッ!ドッドッタ!ドンブラコ〜ドンブラコ〜、ドッタッ!ドッドッタ!」という爽快なリズムに乗って流れてきました。


思わずリズムに合わせて歌いだす婆ちゃん。

「男の数だけ酒を飲む
 ウォッカ テキーラ スピリタス
 涙の数だけ酒を飲む
 バーボン スコッチ エルエスディー
 今夜も飲んで疲れてアナタの元へ
 あぁ二人のトワイライト横浜〜♪
 ダンスナイト〜♪

(爺さんの声)婆さん…薬だけはヤメなはれや
(婆さんの声)薬やない、アレはただの夢や…夢なんや
(爺さんの声)それ幻覚やがな〜

 あぁ二人のトワイライト横浜〜♪
 ダンスナイト〜♪」
とりあえず1コーラス歌い終えた婆ちゃんは、「ふぅ、しかしデッカイなぁ、デッカイ桃ですなぁ、こないにデカいとチンポ入れたくなりまんなぁ…ってワシャ男かっ!ワシャ男かっちゅーねん!…まぁ爺ちゃんのTENGA代わりにはなりますかいのぉ…」と独り言を言い、その桃を持って帰ることにしました。

〜爺ちゃんと婆ちゃんの家〜

早速家に帰り桃を爺ちゃんに見せる婆ちゃん。

婆さま 「ほれ見てみんしゃい!爺さま!デッカイ桃でっしゃろ!」
爺さま 「本当じゃ、でもワシャ婆ちゃんの桃の方がす、す、好きじゃあ…」
婆さま 「あらヤダ!もう爺さまも好きだねぇ〜」
爺さま 「………」
婆さま 「爺さま、なに無視してるんだよ!」
爺さま 「………」
婆さま 「おい、爺さま、爺さま、……爺さま?」
爺さま 「………」
婆さま 「じっ!じーーーさまーーーー!!!」
数日後、爺ちゃんを失った悲しみの中、川で拾ってきた桃を切る婆ちゃん。婆ちゃんが桃を割ってみると、桃の中には大きな赤ん坊が入っていました。
「何これ?何なの?ねぇ?どうなってるの?い、いやぁぁぁぁぁ!」ヒステリックに騒ぐ婆ちゃん。しかしその声に驚き、何と棺おけに入っていた爺ちゃんが生き返ったのです。

婆さま 「ぎょえーーー!桃から赤ん坊ぎょえーー!爺ちゃんがぎょえーー!」
爺さま 「婆ちゃん!落ち着きんしゃい!婆ちゃんやっ!ビシッ!バシッ!」

婆ちゃんを叩く爺ちゃん。爺ちゃんの必死のビンタもあり、暫くすると婆ちゃんも落ち着きを取り戻しました。
婆さま 「しかしまさか子供が出てくるとはねぇ…」
爺さま 「婆さま、何て名前にしようかね。」
婆さま 「そうだねぇ、桃から生まれたから、桃太郎というのはどうだろう。」
爺さま 「それがいい。桃太郎、略してみそ汁じゃ!」
婆さま 「略でも何でもねーよ!」

〜桃太郎大人になる〜

桃太郎という名のみそ汁はあっと言う間に大きくなり、知的でありつつスポーツマン、世界中の女性の憧れの的、そんなカッコイイ男の子になりました。
そんなある日のことです。桃太郎(みそ汁)は二人に言いました。
みそ汁 「鬼ケ島に悪い鬼が住んでいるというのは本当ですか?」
爺さま 「パ?パードゥン?」
みそ汁 「聞こえないのか、仕方ないなぁ…鬼ケ島にぃ!悪いぃ!鬼がぁ!住んでるのは本当ですかぁ!?」
爺さま 「時々ぃ!村に来てぇ!悪い事をするからぁ!みんな困っているぅ!」
みそ汁 「何でお前まで大きな声なんだよ!」
爺さま 「パ?パードゥン?」
みそ汁 「ちっ!老いぼれがっ!カァーペッ!」
爺さま 「なんで育ててくれた人に唾をはくんじゃ!」
みそ汁 「婆ちゃん!鬼退治に行ってくるから、きび団子を作ってよ!」
婆さま 「はいはい…作ればいいんでしょ、作れば…」
みそ汁 「何でそんなに面倒そうなんだよっ!」
婆さま 「もうっ!作ってるそばからそんなガミガミ言われたら作れんわ!」
みそ汁 「わかったわかった、とにかくとっとと作ってよ」
婆さま 「ちっ!クソガキがっ!カァーペッ!」
爺さま 「なっ!なんでワシに唾をかけるんじゃ!」

そんなこんなで、婆ちゃんはとてもおいしい日本一のきび団子を作りました。みそ汁はそれを腰の袋に入れると、さっそく鬼ケ島に向けて旅立ちました。

〜いざ鬼ケ島へ〜

途中、桃太郎(みそ汁)はウサギ(モコ)に会いました。

モコ 「みそ汁さん、袋の中には何が入っているのですか?」
みそ汁 「日本一のきび団子だよ」
モコ 「そうですか、僕に一ついただければ、お伴いたしますがいかがですか?」
みそ汁 「それじゃお願いします」
モコ 「しかし久しぶりの登場でこのディテール。納得出来ない気持ちがあります」
みそ汁 「わかります」

モコはみそ汁から一つきび団子を貰い家来になりました。
みそ汁とモコが歩いて行ると、今度は猫(チャッピー)がやってきました。

チャッピ 「やいみそ汁!袋に何入れてんだよぉ!」
みそ汁 「日本一のきび団子だよ」
チャッピ 「マジ!?1個俺にちょうだいよ!ただで!」
みそ汁 「ただかよ!鬼退治行こうよ!」
チャッピ 「ニャニャ?人間の言葉わからないニャ?」
みそ汁 「さっきまで喋ってたじゃねーかっ!」
チャッピ 「ちっ!突っ込んでんじゃねー!カァーペッ!」
爺さま 「だから何でワシに唾をかけるんじゃ!」
みそ汁 「というか何でお前がいるんだよ!」

チャッピーはきび団子を貰い家来になりました。
しばらく行くと、双子の子豚がやってきました。

子豚達 「ちょっと!ちょっとちょっと(タッチ風)!」
みそ汁 「あれ?何で?粘土じゃないじゃん…」
子豚A 「そうなんです、粘土じゃないんです」
子豚B 「手抜きなんです、本当はスロ汁のブタを作るはずだったんです」
子豚A 「そんな事よりみそ汁さん、袋の中に何が入っているの?」
みそ汁 「日本一のきび団子だよ」
子豚達 「いただきます」
みそ汁 「え、いや、あっ…」
子豚達 「さぁ、鬼退治に行きましょう!」

双子の子豚は、きび団子をもらい家来になりました。

〜鬼ケ島に到着〜

しばらく行くと鬼ケ島が見えてきました。

モコ 「あれが鬼ケ島だと思われます」
チャッピ 「デケェー城だぜ」
子豚A 「ちょっと飛んで偵察してくるよ、頼むぜ子豚B!」
子豚B 「オーケー兄ちゃん!」
子豚達 「スカイラブハリケーン!!」
みそ汁 「ふっ!ふるっ!」
鬼ケ島に着くと城の門の前に大きな鬼が立っていました。

みそ汁 「あのさ、鬼っていうか、キン肉マンじゃね?」
モコ 「そうですね…ツノらしきモノはありますが、完全に違いますね」
チャッピ 「………あわわわわわ」
子豚A 「どうしたんですかチャッピー殿!」
子豚B 「兄ちゃん!あっち!あっち見て!」

〜最後の戦い〜

 全員 「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

みそ汁 「間違いない!鬼だ!」
モコ 「鬼だ!」
チャッピ 「鬼だ!」
子豚A 「鬼だ!」
子豚B 「鬼だ!」
みそ汁は大きな石を掴むと鬼に向かって投げました。モコはスネにカジリつきました。チャッピーは喉を鳴らしました。子豚はみそ汁に貰ったきび団子を食べ始めました。
 ヨメ汁 「だっ!誰が鬼かぁぁぁぁっ!」

突然怒り出す鬼(ヨメ汁)、驚いたみそ汁達は一目散に逃げました。しかしヨメ汁からは逃げれません。

ヨメ汁 「このクソヤロウ!適当な話を書きやがって!私が懲らしめてやる!」
みそ汁 「すいません!このきび団子でどうか許してくだせぇ!」

みそ汁はそう言うと、きび団子を全部ヨメ汁にあげました。するとみそ汁の仲間達は、あっという間にヨメ汁側についてしまいました。

モコ 「お姉ちゃん、好き好きブーブー、きび団子欲しいブー」
チャッピ 「お姉ちゃん、好き好きニャーニャー、きび団子欲しいニャー」
子豚達 「お姉ちゃん、好き好きブッブー、仲間みたいな体系ブッブー」

子豚はヨメ汁に殺されました。

みそ汁 「しかし何て現金なヤツラだ…」
ヨメ汁 「ワッハッハ!世の中金よ!金なのよぉ!」
モコ 「そうだブー、お姉ちゃんの言う通りだブー!」
チャッピ 「そうだそうだ!ニャーニャー、ゴロローン!」
みそ汁 「ちっ!このクソ家来が!カァーペッ!」

爺さま 「またワシかっ!」
みそ汁 「というかお前は帰れ!」

〜そんなわけで〜

めでたし、めでたし…?

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